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花とフラスタ-店長日記-
札幌で、花と陶芸のお店をしています。そんな店長のブログです。 お店のお花や自作の陶芸などの御紹介。お店の日常などを、つらつらと。
フリフリ器
フリフリ器


フリフリ器


高さ 6.5?  口周り 19.5?

電動ロクロで成形し、土が軟らかいうちに、口周りに指でフリルの型取りをしました。
色とりどりの葉模様がとても可愛く、器の形にマッチしたようです。

絵付けの時は透明釉薬をかけていましたが、今回は「すいひ土」の白さを表現したく、わら白釉薬を掛けてみました。

 こんな器にお料理を盛り付けてはいかがですか?


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冬の民家
冬の民家
冬の民家

茅葺の屋根がすっぽりと雪にお覆われた民家を描いてみました。
雪は紙の白さを残し、家や山の輪郭の片側を淡墨で水でぼかす「片ぼかし法」でどっぷりと雪がつもった様子を表現しました。
まず最初に濃墨をつけた筆で、手前の樹木と物干し竿を描きます。
次に民家の屋根を片側に淡墨を含ませた連筆で描きます。
今回は連筆がなかったので、小筆を3本セロテープでしっかりまいて、連筆の代用としました。
淡墨がついているほうを下側にして、屋根の線に沿って屋根の上側を描きます。
屋根の外側をぼかし、雪が沢山積もった様子を表現します。
家の棟の線や壁・軒下など筆圧をつけて淡墨で描きます。
家の影になる部分は淡墨が濡れているうちに濃墨で描きます。
濃淡の墨が交じり合い、にじみが出て雪が積もった屋根が表現できます。
濃墨で後ろの木立を描きます。
連筆の左側に淡墨を含ませ、山の稜線の上に沿って、空をぼかし塗りします。

今年の賀状の挿絵は今回の水墨画「冬の民家」をご披露いたしました。
初めてテレビ番組を見て、やる気が起こり、自作の3枚目の水墨画となりました。

私の田舎も、今頃はきっとこんなに雪深いことでしょう。