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花とフラスタ-店長日記-
札幌で、花と陶芸のお店をしています。そんな店長のブログです。 お店のお花や自作の陶芸などの御紹介。お店の日常などを、つらつらと。
ガーデンラビット
garden_rabit.jpg

第三十三回北海道陶芸展で新人賞をいただいた作品をご紹介します。

名づけて、「ガーデン・ラビット」 鉢植えです。
W 28cm H 32cm

全体は焼き締めで、ウサギの耳や口、飾り部分は透明釉薬を筆で塗っています。
焼き締め(素焼きの後、釉薬をかけず、本焼きすること)

写真では見にくいかもしれませんが、
胴の周りに、四個のポケットがあり、底に穴が開いている。
垂れる小花や、オリヅルランのようなグリーンものを植え込むと、うさぎのポケットからお花があふれる感じが、とても可愛いと思うよ。 私が思っているだけかなあ。

ここが又、面白い。
ウサギの内部は空洞になっているので、かけて余った水は、お腹を通って流れていく。

新人賞というより、アイディア賞なのかもね。

今年からは「一般の部」
賞をとるには、ううーん 無理・無理???
7月だというのに、考え中デース。



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ビオラ
ビオラ

別名 サンシキスミレ

一般的には巨大輪から中輪のものをパンジー
小輪で多くの花を付けるものをビオラと呼んでいます。

ビオラの方が、高温や低温などの環境に強い性質をもっています。
本来は一年草ですが、北海道でもこぼれ種によって、翌年も芽を出すこともあります。
最近はパンジー、ビオラの区別のつかない中間型も増えています。

色、花びらの表情も豊富で、繁殖力も旺盛です。
花壇やプランターなど春を彩る素敵な可愛いお花です。

あぁぁ・・
本業が先になりました。ごめんなさい。

今回は色鉛筆画でした。ビオラに見えるでしょうか?
本当は皆様にご紹介出来る代物ではありません。でも見てほしいよー。

数年前から、お友達の年賀状に綺麗な花や木の実の絵が描かれていました。
自分の庭の花を、色鉛筆で描き、教わっている先生にスキャナで取り込んでいただいているとの事でした。
「色鉛筆と紙があれば、どこでも描けるので簡単だよ。お花やさん、やっているんだもん、花はいっぱいあるでしょ。貴女もやってみたら・・・。

と・・。

この言葉に私の心は動きました。
こんなキッカケで始まった「色鉛筆画」

子供の頃から、一番嫌いだった、図工
子供の頃から、一番成績の悪かった、図工

その私が、何故か陶芸と色鉛筆画にハマッテシマイマシタとさ。

ミニ花入れ


あじさい

花器正面


花器上部


今日、灯油窯から出たばかりのミニミニ花瓶です。
   
      高 さ    7センチ    赤しがらき土
      横 幅    7センチ    酸化焼成 

      釉 薬    わら白 下の茶模様は『そば釉』

写真では見にくいかも知れませんが、中央部に輪を描くようにどべで凹凸模様をつけ、
その上3センチ程、スジ状の交差模様が掘り込まれています。
 (どべ・・粘土を水で溶かし、ドロドロにしたもの。陶芸では接着の役目をします。)

*小さめの赤いあじさい(コメット)をいけてみました。

このような色・形のミニ花瓶は手ごろで、飽きが来なく、どんな花でも気軽にいけられます。

*いけるポイントは2?3輪を、長短をつけ短くさしてみます。

 お庭に咲いたどんな花でもOK \(^o^)/  

はじめまして!
「花と陶芸のお店」を経営してまります、さくらんぼと申します。
長きにわたり生け花を習い、花展やお店の活け込み(お座敷や個室、スナックなど・・) 生け花のカルチャー教室などもしておりました。
 機会あって、10数年前、お店を開店いたしました。
ここ札幌の花の仕入れは、大谷地にある「花き市場」までいきます。
女の方が一人でお店を経営している方がずいぶん沢山いることに驚きました。
笑顔の挨拶から始まり、花の仕入れや経営の話、失敗談まで何でも話し合え、勇気をいただいてくることもあります。
気分のさえない時は、とにかく市場に入って、珍しい花を沢山買ってルンルンに帰ります。
 女の子の「なりたい職業・・花屋さん」???
ううーん。少しだけうなずけますが・・でも綺麗な仕事ではありませんよ。
寒い冬でも一日中立ちっぱなしで、冷たい水をつかって、手はひびで真っ赤になり、血がにじむこともあります。
どんな仕事も苦しみは沢山あります。でもまた嬉しい事も沢山あります。だから頑張れるのでしょうね。
最初から、くらーい話になってしまいました。
次回から趣味として始まった陶芸や色えんぴつ画など作品を色々紹介しながら、私なりのお話をいたします。
楽しみにしていてください。